施工情報

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杭継手・杭頭処理工法

各種工法

T・P JOINT

T・P JOINT

トリプルプレートジョイントは、端板、側板、補強バンド、接続プレートおよび接続ボルトから構成されています。杭本体の継手金具は、端板、側板、補強バンドからなり、側板に接続プレートのボルト孔に対応したネジ穴が切られています。端板と接続プレートは、合わせた時にお互いに嵌号する凸凹形となっており、側板のネジ穴に接続ボルトを取り付けることにより凹凸を嵌号し、この嵌号部により杭に作用する応力を伝達します。なお、接続ボルトは、杭に引張力が作用した時の接続プレートの離脱防止の役目をしています。

杭頭補強(FPAアンカー)

杭頭補強(FPAアンカー)

FPA工法は、締付け用具を用いてナットを介してFPAボルトを回転させて、杭頭の座板ネジ孔に機械的に接合することにより、杭とフーチングの接合を行う技術です。従来から採用されている既製コンクリート杭の杭頭接合工法では、多くの施工工程が必要とされ、同時に杭頭中空部のソイルセメント等を掘削・処分しなければなりませんでした。FPA工法は、工期短縮と工程の簡略化を図るとともに建設廃棄物の削減に資することを目的とし、設計上必要な性能を確保する確実な施工方法として開発され、多くの実績を上げています。

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